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名盤その2「Beatles for sale」 [disk review]

1964年発売 プロデューサーはSirジョージ・マーティン

セピア調のジャケットがそのままこのアルバムの雰囲気を現している、神様たちの4作目。全14曲中6曲がカバー曲で残りをレノン-マッカートニーの作品で埋めた一般的には決して評価の高くないアルバムである。
しかし言い換えれば、彼らがどんな音楽を聴いて育ってきたかがよくわかるアルバムでもある。チャック・ベリーの「Rock'n roll Music」やバディ・ホリーの「Words of love」など選曲の妙と言うか間違いなく自分たちの持ち歌として消化されている。
オリジナル作品において私が最も好きなのは「I'm a loser」。この中でJ.レノンはこう唄っている「笑って道化師のように振舞っているけど、仮面の下は悲しい気持ちで一杯なんだ」と。既に人気絶頂であった彼らの中での気持ちが表れている作品だと私は捉えている。英語の歌でも韻を踏むんだと言うのを初めて知った曲でもある。
中学生の私が初めて購入したLPでもあり、思い入れが深い作品でもある。LPの溝は凄く減っているので最近はCDで聴いている。


タグ:BEATLES
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モバサム41

ビートルズを「フォー・セール」から始めるというのは、なかなかシブいですね。
それとも、たんぷくおやぢさんは好きなものを後にとっておくタイプですか。
by モバサム41 (2005-04-03 23:41) 

たんぷくおやぢ

モバサム41さんこんばんは。
おこしいただきありがとうございました。こっそり立ち上げていたつもりでしたのでコメントがついていたのはちょっと嬉しかったです。
「フォー・セール」は一番思い入れがあるアルバムです。ですがBeatlesのアルバムに順位をつけるつもりは全くありません。信仰心の無い私ですが「Beatles教」には勝手に入っておりますもんで・・・
またおこしください。
by たんぷくおやぢ (2005-04-04 20:40) 

茅ヶ崎住人R

私も、Beatlesのアルバムに順位をつけるつもりは全くありません。というか、つけられません。フォーセールも大好きです。車のCDチェンジャーに「神様」の全オリジナルアルバムを入れてありますので、毎日聴いております。
by 茅ヶ崎住人R (2005-04-09 19:37) 

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