名盤その33「25 o'clock」 The dukes of stratosfear [disk review]
1985年発売
どう間違っても1985年の音ではない。
XTCが名前を変えて発売した作品の中で最も好きな作品である。
The ColonelもThe Three wise menも良いがDukesのこの6曲入りミニアルバムが最高である。
ジャケットを見ていただければ一目瞭然であるがバリバリのサイケデリックを演っている。
さすがにこれをXTC名義で出すのは考えたのであろうと思わせるほどその世界を展開している。
しかし、ただのヘンクツおやぢ達が、ただサイケを演っているのではない。
「愛」をもって極めてマニアックにサイケを楽しんでいるのである。
あぁ、この感じどこかで聴いたことがある!このベースラインは神様のベースラインを真似てる!とか聴き手の心を見事にくすぐり続ける、そんなアルバムである。
個人的ベスト・トラックは「What in the world??」。こういうベース・ラインに私は無条件降伏。
現在このミニアルバムは廃盤のようなので聴いてみたいという奇特な方は「CHIPS FROM THE CHOCOLATE FIREBALL」という作品なら手に入ると思うので是非。
このミニアルバムの6曲と、その後に出した第2段のサイケアルバムを1枚のCDで聴けます。
こんにちは。
コメント、失礼致します。
‘XTC’の皆さんの変名バンド‘THE DUKES DF STRATOSFEAR’は、CD『CHIPS FROM THE CHOCOLATE FIREBALL』(題名からしてサイケ!)を愛聴しております。
メンバーの皆さんが楽しんで音楽を作っている感じが伝わって来る良い作品ですね。
僕の好きな曲は、ミニ・アルバムでは『bike Ride To The Moon』、『The Mole From The Ministry』、フル・アルバムの方は『Vanishing Girl』、『Collideascope』、『You're My Drug』、そして『Pale And Precious』です。
よく知られている事ですが、アルバム『ノンサッチ』を発表後に‘バブルガム・ポップ’の作品集を出そうとしましたが、立ち消えとなってしまった様ですね。
またこんな遊び心を感じさせてくれる作品を発表してくれないかなぁ…と思ってしまいます。
また、遊びに来させて頂きます。
ではまた。
by たろ (2005-06-11 20:26)
たろさん、こんばんは。
仙人たちの純粋な遊び心たっぷりの作品なら大歓迎なんですが、最近は未発表デモやなんか・・・ちょっと購入意欲に欠ける販売戦略に?です。
「Psonic Psunspot」側でしたら私も「Collideascope」がベストトラックですね。
「Pale and precious」はビーチボーイズに対する(B.ウィルソンに対するかな?)愛情はこちらに伝わるんですが、Dukesとして消化し切れていないように聴こえてしまいます。
いずれにしても早くXTCの新作を聴きたいですね。できればあの頃のようなスリリングなXTCを・・・
by たんぷくおやぢ (2005-06-11 23:48)