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名盤その34「Sgt.Pepper's lonely hearts club band」 The Beatles [disk review]

1967年発売

正直に言うとこれを最初に聴いた中学生当時は何故このアルバムが絶賛されているのか理解できなかった・・・
更に言うとしばらく経った高校生時代も何故に彼らの最高傑作と言われているのかよく判らなかった・・・
でもある日「あぁ・・・これ、やっぱ凄いアルバムなんだぁ」って判る日が来るのである。

架空のショー仕立てでまとめ上げられたアルバム。
ライブ活動から完全に離れからスタジオ・ワークに専念して創り上げられたアルバム。
後に他のミュージシャンが挙って模倣したアルバム。
「Rock」という範疇では捉えきれない、まさに「アート」という言葉が合うアルバム。
(最近やたら「アーティスト」っていう表現が使われるのに違和感を覚えるのは私だけ?)

タイトルチューンで「それは20年前の今日のこと・・・」とポールが唄ってから既に38年。今聴いても全く古さを感じさせないサウンドは神様たちのアイデアとG.マーティンをはじめとするスタッフの力量か。
それにしても「Sgt.Pepper's・・」「Getting better」「She's leaving home」を生で聴くことができるなんて夢にも思わなかった。
今度Paulが来日してくれるんなら「When I'm sixty-four」を大合唱させていただきますので是非よろしくお願いします・・・。


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モバサム41

私も、実は、このアルバムは苦手…
1曲1曲の水準が、(彼らにとっては)そんなに高くないような気が…
ま、私は、しょせんシングル志向なんで、偉そうなこと言えませんが
by モバサム41 (2005-06-16 20:13) 

たんぷくおやぢ

モバサムさん、どーもです。
確かにシングルで大ヒットって感じの曲は少ないかもですね。
リアルタイムで聴いたら相当インパクトがあったんでしょうね、きっと。
by たんぷくおやぢ (2005-06-18 00:25) 

たろ

こんばんは。
コメント、失礼致します。

僕も、このアルバムは18年位前に友人にレコードを借り、テープに録音して何度も聴いてみましたが、良いアルバムではありますが最高傑作との評価はよく分かりませんでした。
今でも、僕は アルバム単位では『RUBBER SOUL』、『REVOLVER』、『THE BEATLES』、そして『ABBEY ROAD』が好きなのですが、コンセプト・アルバムのトータル性は素晴らしく、この作品の以前・以後で音楽界全体を分けられる程の影響力の大きさは今でも十分に感じられます。
じっくり時間を掛けられた一曲 一曲を丁寧にまとめあげた作品ですね。
実は、このコメントで好きな曲をピックアップしようと思ったのですが、やはり一曲を取り出すのではなくアルバム全体で味わう作品だと思います。

また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
by たろ (2005-06-19 21:11) 

たんぷくおやぢ

たろさん、こんばんは。

このアルバムはLPで味わう方良いと思いませんか^^?。
「・・・Mr. Kite」で第1部が終わり、休憩を挟んで第2部がジョージの「Within you without you」で始まる、って感じが・・でアンコールが「A day in the life」。

少なくとも彼らクラスのミュージシャンがこのように全体の流れを意識してアルバムを製作した事例がこの作品以前にはなかったんじゃないかと思います。
突出したヒット性をもった曲がなかったのも良かったのかも・・・
by たんぷくおやぢ (2005-06-19 22:18) 

goodtrip

このアルバム、興味津々なんです。
この記事をきっかけに聞いて見ます。
by goodtrip (2005-06-30 00:45) 

たんぷくおやぢ

グッドトリップさん、はじめまして^^。
是非聴いてみてください。リアルタイムで聴いたならトリップしたかも・・・
by たんぷくおやぢ (2005-06-30 22:23) 

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