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名盤その37「The big express」 XTC [disk review]

1984年発売

ある意味メタリックな音の世界が広がる、これもXTCワールド。
このアルバムは円形ジャケットの車輪が示すとおりのサウンドが全編にわたり展開されている。

アルバムに先駆けて発売された「All you pretty girls」を聴いたときの第一印象は「なんじゃい?こりゃ」。さぁ、皆で歌うかぁって感じの・・・でも誰が聴いてもXTCなんだけど。

この中に「This world over」という曲が存在しており、核兵器競争の無意味さを淡々と唄ったものであった。発売当時のレビューでPoliceの真似だ云々とさんざん叩かれていた曲であるが、私は仙人様たちのこの尖った明確な姿勢が大好きなのである。Black sea以来久々に直接的なメッセージが聴けたのである。彼らの音楽を評するときよく使われるのが「ひねくれたポップ」っていう言葉なのであるがちっともひねくれてなんかいない。ストレートな感覚を独特なPOP Musicに仕上げているだけなのである。(最近の仙人様たちはチョット趣味に走りすぎている感は否めませんが・・・)


タグ:xtc
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コメント 4

たろ

こんばんは。
幣ブログへのコメント&トラックバック、ありがとうございました。
こちらからのトラックバックが上手くできないので、コメントのみ失礼致します。

たんぷくおやぢ様のおっしゃる通り、シングル曲ながら「オール・ユー・プリティ・ガールズ」は覚えやすい様な、また凝っている様なちょっと不思議な楽曲に感じますね。
XTCの皆さんのアルバム『ザ・ビッグ・エキスプレス』の中で特に好きな曲は、比較的シンプルながら格好良い「ウェイク・アップ」、歌唱と演奏の複雑さは何回聴いても飽きない「シェイク・ユー・ドンキー・アップ」、確かにポリス風ですが美しき警告の唄「ディス・ワールド・オーヴァー」、ジャズ風ながらイントロのギターと全体のアコーステック・ピアノとドラムスが印象的な「アイ・リメンバー・ザ・サン」
です。
この作品は、特に十分な時間を掛けて念入りに作り込まれた傑作アルバムだと思います
そして、早く新作アルバムを聴きたいと願っております。

また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
by たろ (2005-06-26 23:42) 

yubeshi

大好きです!円形ジャケットの収まりの悪さを含め、XTCの良さの「ある部分」が凝縮されて内容に反映されていると思います。
確かパートリッジはSEGULLS SCREAMING KISS HER KISS HERがお気に入りだったんですよね。そういえば↑の名前のグループが日本にいましたね。
実は私もひとつだけXTCネタがあります。多分気に入ってもらえると思います。来月以降になると思いますが、もし書き上がったら、その時にトラックバックしても良いですか?
by yubeshi (2005-06-27 00:55) 

たんぷくおやぢ

たろさん、こんばんは。
確かに今までにない音の統一性があるアルバムで、その辺りは念入りに作りこまれていますね。ただ、残念ながら(この作品に限らずですが)商業的にはいま2歩くらい足りないんですよね・・・
by たんぷくおやぢ (2005-06-27 21:27) 

たんぷくおやぢ

yubeshiさん、どーもです。
「円形ジャケット」お持ちですね?あれはチョット珍しかったけど扱いにくいですねぇ。
TBお待ちしております^^。
by たんぷくおやぢ (2005-06-27 21:29) 

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