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名盤その62「A round and a bout」 Squeeze [disk review]

1990年発売

   A round and a bout / Squeeze 

「Labelled with love」を大好きなのは私だけじゃないようで、このアルバムでも観客が大合唱しています。

9作目にあたるこのライブアルバム、とってもイカしたライブアルバムです。それまで上質なポップサウンドを聴かせるどちらかと言うとスタジオワーク中心のバンドだと勝手に思い込んでいたんですが、全然違いましたね。録音は1990年1月に英国で行われたライブ音源からのようで、当時の彼らの人気が伝わってきます。ジュリアン・ホーランドのピアノが踊ってる「Doctor Jazz」やライブならではのイントロで飾られた「Tempted」など全15曲が輝いています。

最近の作品は聴いていないのでコメントできませんが、Squeezeを聴いたことがない人にはお奨めできる1枚です。例えるなら、XTCがBritish Popの脇道を歩んでいるとしたらSqueezeはBritish Popの下町を歩んでいたのかもしれません(表現力がなさすぎる・・・)。


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