名盤その65「Clear Spot」 Captain Beefheart & The Magic Band [disk review]
1972年発売
The Spotlight Kid / Clear Spot
食わず嫌いと言う言葉がありますが、食ってみてやっぱりダメだというのもあれば、ちょっといいかもっていうのもあります。ちなみに私、春菊はダメです。あんなモン鍋に入れるんじゃねぇって感じです。犬は幼い頃、からかっていたら鎖が切れて町内中追いかけられてからダメです。でも最近は触れるようになりましたが。
音楽も指を折ってリズムを数えなきゃならないのは聴かずに敬遠します。プログレとかザッパなんかも・・・聴く前から面白くないんだろーなぁという先入観がありほとんど聴きません(ですから実際とは反しているかもしれません)。
この人も≒ザッパという先入観がありますし、それはそれで間違ってはいないと思うのですが、この「Clear Spot」は全然OKです。指を折ってリズムを数える必要はありません。「Too much time」、「My head is my only house unless it rains」などは普通にいい曲ですし、他のナンバーもビーフハートの独特のしゃがれた声とちょっとアバンギャルドなR&Bって感じでカッコいいアルバムです。
でも、多分、きっと、いや絶対、マニアからすると物足りない作品なんだろうなと思います・・・が、私はこの作品好きですよ。でも春菊は嫌いです。
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