新潟市は大雪(らしい) [長岡市・新潟県内のこと]
<今日の長岡市内>
新潟市では26年ぶりの大雪。
そうか、思い違いでなければあの時以来か・・・
その時私はN大学の工学部の製図室で必修単位の図面を夜まで書いていた。
(今思えば絶対加工できないか、組みあがらないかどっちかだ・・・)
手が疲れたので(←CADではなく手書き)やめて外へ出たらさぁ大変。
・・・膝上まで雪が積もっている。昼過ぎは全く無かったのに。
アパートまで雪の中をスニーカーでぐちゃぐちゃになりながら帰宅。
翌日長岡の実家の雪降ろしに帰ろうとしたが高速バスはNG、在来線もNG。
唯一動いていたのが新幹線でその雪対策にえらく感心を鮮明に覚えている。
(肝心の実家に帰って雪降しをしたかどうかは覚えていないのだが)
普通だと三条市を過ぎれば冬でもここが同じ新潟県か?と思うくらい雪は積ってないんだけどね。
今日の長岡はいたって普通の冬。吹雪いたり晴れたり。道路の凍結が一番怖い・・・
認知症ライフパートナー基礎検定試験 [介護生活]
無事合格証が届きました^^。
1500人近くが受験したようでその7割が社会福祉医療に関係する仕事をされている方々で私のような「素人」は少数だったようです。
合格率が意外に低かったのはそれだけ認知症を理解する周囲の環境がまだ整っていないという理解でいいのかな(もっともこれが正解というのも人それぞれだろうから一概には言えないんだろうけど)。
応用検定が8月に予定されているようです。
日本認知症コミュニケーション協議会
2009の振り返り [感じたこと]
あっという間の1年だったけど振り返ると・・・
1)ホームヘルパー2級資格取得
今年の前半は親父の介護の仕方がよくわからない、手探り状態。
介護の技術を学びたくて週末に通学する。
動機は「動かない親父をどう簡単に動かすことができるか」教わりたいだけだったんだけど、それ以上にここでいう「介護技術」は奥が底なしなんだろうということを垣間見れた気がする。「共感」ということを意識して親父と対したときから親父の反応が変わった気がすることは事実。
また、実際の現場で体験したことは非常に勉強になったと思う。
2)親父の要介護3と復活
かなり精神的体力的両面で参ってきたので介護認定を申請した。
実際自分を息子だと判っていないことが分かった瞬間はサァーっと血が引いていく音が聞こえるくらいショック。
今は毎日風呂に入れ身体を洗って見守りするのと、ウン○の後尻を拭いてやるのと、そばに寝て夜中の小便につきあうことくらいで済んでいる。初秋の頃から割としっかりしてきて私が息子であることも認識。ただ、いまだに幻視は残るものの一時期に比べればはるかにいい状態。当初、レビー小体型認知症に間違いないと思っていたがどうなんだろうか。少なくとも進行させないように、あるいは安定しているこの状態を維持できるようにすることが課題だ。
3)軸足は介護に
老老介護はあり得ないということを身にしみて感じたので、親父に出来るだけ規則正しい生活をして時間の感覚を意識づけるために今年は(去年からだが)ほとんど残業もせず定時に帰宅し、夕食の時間、風呂の時間、就寝の時間などを出来るだけずらさぬようにした。
休みの日は見守り、話し相手になるように努め、奇跡的に競馬場へもビッグスワンにも一度も足を運ばないこととなった。
勤め先では深夜勤務制限を申請し、周囲に状況を理解してもらい現在にいたっている。
給与カット、賞与カットは相変わらず継続しているし勤め先そのものの状況(業績的にも仕組みも)が決して良いようには私には映らないこともあり以前に比べモチベーションを維持するのに苦労している状態。
4)認知症ライフパートナー基礎検定試験受験
親父の介護を通して認知症というものをより知りたい、どう接したらいいのか知りたいという気持ちが出てきたときたまたま眺めていたブログでこんな検定試験があることを見つけた。結果の発表は年を越して来年だけど、受かる受からないは別にしてこういうことは知っておくべきことであると思う。
来年チャレンジしてみたい資格も見つけた。福祉住環境コーディネーター検定。これは勉強してみよう。
それとは別に社会福祉士、介護福祉士などにも興味が出てきたがこれらの受験資格を取るには実習で相当平日の休暇が必要になるので二の足三の足を踏んでいる(というか来年は多分無理だな)。
5)家が手すりだらけ、親父がリハビリ開始
介護保険の給付を利用して親父の動線に手すりを取り付ける。一番重宝するのは玄関の手すり。本人と私たちの安心感が違う。靴の脱着も楽になった。また、リハビリは最初訪問リハビリからスタートして現在は通所のリハビリに。意外に本人は楽しみながらやっているようだし今後も継続だ。
介護保険利用以前に車椅子は購入したし、補聴器も購入したし、浴室暖房もつけたし・・・なんだかんだで金は飛んで行った気がする。
6)液晶TV+BDレコーダー購入
エコポイントなるものもついてくるし、親父は秋以降時代劇を見るのを楽しみにしてるし、私もほとんど外出しなかったので居間用と自室用にTVを購入。ほとんど勢いで(下がり続けた株を損切りして)購入。最近のTVはきれいだったんだなと認識する。ただGreen Channel HDはちょいと期待外れの画質だ。
7)唯一のLiveはクラプトン
何回目になるかは忘れたけど武道館でクラプトンを。
Isn't it a pityは素晴らしかった、泣きそうになった・・・
8)腰は爆発を起こさず
多分介護で気が張っていたせいだと思うけど、鈍痛、しびれは今も続くが動けなくなる激痛は起きていない。
だましだましつきあっていくしかない。
腰の牽引イスを作った人は素晴らしいと私は思う。
9)コリの新顔はなし
正直コリ達に餌やりする10分か15分位が息抜きの時間と化していた。(ホームセンターのペット売り場じゃない)熱帯魚屋にも足を運んでいない気がする。そんなこともあり新顔はなし。亡くなったのは4匹(バルバ、コルレア、アルマトゥス、デュプリが1匹づつ)か・・・
もう少しかまってやれる時間ができればいいな。
10)宝くじは当たらず
ロト6もミニロトもジャンボもだめ。
来年に期待・・・・は毎年思っているんだけどなぁ。
まだまだいろいろあった気もするが、ほんとにあっという間に1年が経った。
今年以上に来年も早く過ぎ去るのかもしれない。
(本家のDiaryと重複)
ゆきかき [長岡市・新潟県内のこと]
ちょっとゆっくりしたかった今日は雪かき三昧。
我が家の隣はお年寄り(おばあさん)の一人暮らし。
狭い道をはさんで前はアパート。
アパートの住人は自分の車の出し入れに邪魔な雪を、おばあさんの家の脇の側溝に詰めるだけ詰め込んで車を出して外出していく。
残ったのは雪の壁(塊)ばかり。
これは雪かきではない。雪を自分のとこからよそに移しただけ。自分の家の前のごみをよその家の前に移したのとおなじ。
自分だけ良ければいいってことだよね・・・。
道徳心の欠如って一番の問題だと思うけどな。
近所の人たちと詰め込まれた雪を処理しながらそう思う。
やっと降雪の峠は越えたかな・・・
座礁船 [長岡市・新潟県内のこと]
どーんと目の前に迫る座礁船
11/20に新潟西港から神戸港へ向かっていたカンボジア船籍の貨物船が柏崎市宮川沖で座礁したものだそうです。
沖にはテトラの波消しブロックがたくさんあるんだけどどうやってここまで流されてきたんでしょうか・・・・
神様からの贈り物 [今日のBGM]
Good Evening NYC / 神様
Paul McCartneyのLIVE盤。
・・・と言ってもDisc3のDVDを拝みたかったのが本音。
"Something"ではベースを弾いて欲しいぞ・・・
最近Pianoはヤマハを使ってるんか・・・
ちょっと(・・・じゃないか)歳食ったけど元気で何より・・・
で、日本には来ないかなぁ・・・
ヘルパー2級講座実習~同行訪問体験実習 [介護生活]
親父の介護を始めて、「ダメだぁ・・・」と感じたとき介護認定申請よりも前に介護技術を勉強しようと思ったヘルパー講座。
今日の同行訪問実習でホントに終わり。
ヘルパーさんとスーパーの駐車場で待ち合わせ。ヘルパーさんの車の後について利用者さん宅へ。
利用者さんが認知症と筋力低下があり生活援助が必要なことは事前に予備知識として知らされていた。
「じゃぁ、実習生さんはトイレ掃除からお願いします」
「ハイ!」(喜んで!とは言わなかったが)比較的きれいなトイレの掃除から始めた。
その間ヘルパーさんは昼食の準備、洗たくなどを手際よく進められていく。
廊下の掃除、台所の掃除、風呂場の掃除が終わったころ昼食も出来上がり、見守りも兼ねて利用者さんに昼食を持っていく。
ちょうどTVの体操を見ておられたので「体操しますか?」と声をかけたけど首を横に振られたので「じゃあ、お昼にしましょ」と脇に座って見守ることに。一生懸命食べられている様子を見て「食べることができる」ってやっぱりいいよなと感じてしまう。
食事後洗い物をして、お礼を言ってお宅を後にしたが、ほんの、ほんの少しだけヘルパーさんの仕事の一部が垣間見れたような気がした時間だった。ほんのちょこっとだけど・・・。
でもこのように援助を必要とする方は沢山いるんだろうな・・・
一人暮らしだと大変だよなぁ・・・
今日の方は要介護度1ということだったけど(先日のグループホームの方々も要介護度1か2らしい)、何か違和感を感じる。
もっと重いんじゃない?介護認定ってなんか場所によって差があるんじゃないだろうか?
あるいは普段の状況をよくわかっている家族の話がなければ審査時の状況だけで軽めに判断されてしまうんじゃないだろうか?
それよりも、もっと感じたのは認知症の場合、在宅においてもっと「見守り」が可能な「介護制度」が必要なんじゃないだろうか?
ヘルパー制度は決して悪い制度ではないけれど、在宅介護において最も重要なサービスは「見守り」だと思うけどな。
介護技術の「技術」の意味は非常に広いことを思い知らされた5ヶ月間だったなぁ。